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「ピクセラ」よくあるお問い合わせ

問1:ピクセラとは?
「ピクチャー」と「セラミックス」の合成語で当社の商標です。
セラミックス上に無機の着色顔料(有田焼等の焼き物の絵付けに用いられる絵の具)にて、写真、絵、イラスト、文字等を高温(800~1250℃)で焼き付けて作製したセラミック画像です。
 
問2:ピクセラの特徴は?
光、熱、水、傷に強く、半永久的に保存可能です。火事になっても残ります・・・といっても、棚から落っこちたり、家が倒壊したら、割れてしまうでしょうね。でも、接着剤で接着すれば何とか復元できるかも・・・・・。
 
問3:セラミックフォトの作成法として他にどのような方法があるか?
以下のものがあります。
  1. インクジェット法:インク中に無機顔料(着色剤)を小さい微粒子にして分散し、転写紙、またはタイル等に直接印字(描画)して、焼成します。しかし、無機の微粒子は重たいので沈殿し、ヘッド〈インクを吹き付ける穴)を塞ぎ、印画不能となり易い。また、粒子を細かくしすぎると発色しにくくなり、問題点が多い。
  2. 電子写真法:リコーが転写紙へのコピーサービスしていたが、「リコーの事業にはふさわしくない?」との理由により、2005年サービスを中止しました。
  3. スクリーン印刷法:印刷版代およびその作業人件費がかかり、小ロット生産ではコスト高。
  4. クロマリン法:カラーは工程数が多く、その分コスト的に不利。
    製造元であるデュポンがすでに製造中止。在庫をかかえているところ何社かが供給しているようです。
 
問4:従来の方法との違いは?
「ピクセラ」は光・熱・水・傷に対してきわめて強く、いわゆる陶磁器の絵付け(赤絵等)と同じで、(半)永久画像といえます。有機顔料・昇華型色素の転写画像(皿、マグカップ等に写真を転写するサービスがあります)に比べ、少なくとも1000倍以上堅牢です。
また、現在市場で行われている印刷方式は印刷版のコストが掛かるため、小ロット製作では高くなります。本「ピクセラ」は印刷版を使用せず、オンデマンドで作成できるため従来の印刷法に比べ数分の1のコストで生産できます。
 
問5:どんなものに焼き付けられるか?
セラミックスならほぼ何でも焼き付け可能です。たとえば、陶磁器、陶板(タイル)、琺瑯(ホーロー)、ガラス、石等です。ただ、現段階で弊社が加工製造しているのは陶磁器、陶板(タイル)、石です。琺瑯、ガラスは検討中です。また、焼付け可能な形状は、焼付け面が平板または柱状なら何でもOKです。3次元の曲面をしていても、r(アール)が小さければ何とか可能です。
石は小さな白色系の石に限定です。但し、画像の背景に石の模様(例えば御影石の模様)を焼き付けることによって、見かけ上、石(御影石)に画像が焼き付けられているように魅せることができます(この手法は特許出願中)。
 
問6:用途は?
例えば、次のような用途があげられます。
  1. 屋外看板やサイン、史跡や文化財の案内板など
  2. 各種記念写真・肖像写真:結婚・誕生・七五三・還暦・叙勲・各種お祝い事の記念に赤ちゃん命名陶板
  3. ペットの写真:家族に一員であるペットの写真・名前・言葉を陶板に焼きつけ、屋内外を問わずどんなところにも置いたり、飾り付けたり、持ち歩いたりできます。例えば、
    タイルに焼付け壁や、棚に飾りつけ
    餌皿に写真・名前をつけて各ペット専用に
    犬小屋の表札に
  4. マイアート陶板(ピクセラート): 自分のこだわりのもの、大切にしているもの、自分の気に入った作品、いつまでも残しておきたいもの、後世に残しておきたい・伝えたいもの、等々をセラミックスに焼き付けてみてはいかがでしょう。
    例えば、下記のようなものを、タイル・コースター・鍋置き・菓子とり皿などに。
    自分が釣り上げた魚の写真
    採集した大切な(貴重な)昆虫の写真
    わが子が始めて書いた絵、入選した絵・書
    特に気に入った趣味の絵・書、サイン陶板、遺跡等の解説板、案内板、記念碑など。